財務諸表論に5年連続落ち続けた僕が、合格した年に行った勉強法

受験VS院免VS税務署OB税理士

受験VS院免除VS税務署OB税理士

お客さんはほぼ気にしていないんですが、会計事務所に入って気がつくのが、税理士には大きく分けて、4種類いることではないでしょうか。

 

お客さんにとっては、「税理士」という社会的に認められている資格を有しているだけで十分です。

 

よほど税理士試験の事情に詳しい方を除き、たとえ法人税が受かってなくても、法人税は理解しているに決まっていると思っているからです。

 

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税理士としてのヒエラルキー

 

【完全受験組】

 

王道の五科目合格者です。難関の税理士試験を自らの努力によって勝ち取ったプライドは並々ならぬものがあります。でも、「どの科目を通って合格したか」でさらにヒエラルキーがあります。

 

必須の簿記論・財務諸表論を除いて、消費税・法人税・所得税・相続税あたりから3つの合格だと「おおーっ」ってなりますが、重い法人税・所得税・相続税をできるだけ逃げて、酒税や固定資産税などミニ税法などで合格した人との差です。

 

 

【院免組(一部受験組)】

 

税理士試験は最大3科目の免除が可能です。

 

会計科目1科目、税法科目は2科目免除することができます。免除認定してくれる大学院で単位を取得し、「修士論文」を提出すればよいのですが、会計と税法両方で免除をした場合には、それぞれの学位を取る必要があるため、時間とコストは多大なものになります。

 

働いていた先では、会計科目のボザイは頑張って合格し、残りは消費税か酒税+大学院のパターンが多かった気がします。

 

 

【Wマスター税理士】

 

今は無き制度ですが、昔は大学院を2つ卒業すれば無試験で税理士になることができました。ちまたでは、会計事務所を経営している息子が「勉強嫌い」でなかなか合格を勝ち取る出来ない場合の抜け道として、今でも数多くのダブルマスター税理士が存在しているそうです。

 

ちなみに、前職の会計事務所にはいなかったようですが。

 

 

【元国税税理士】

 

お客さんからたまに、「税務署OBの税理士の方が顔が利くって聞いたことがあるけど」(税務調査に入りにくい)という話題が出たりします。

 

23年以上税務署に勤務して、指定の研修を受けると無試験で税理士になれるんですよね。"税務調査に入りにくい"という都市伝説についてはよくわかりません。

 

税理士については国税時代の専門によって知識にばらつきもあるようです。また、税法は常にアップデートが求められますが、23年以上勤務した方がどれぐらい最新の税法についていっているのかは、個人によってばらつきがありそうです。

 

 

結局どの税理士が信頼されるのか?

そんな税理士の実力の違いですが、個人的見解では「結局、人による」という印象です。

 

格闘技で言うならば、
「空手が強いかプロレスか、ムエタイにテコンドーどれが最強?」

 

との問いに対して、

 

「何が強いかではない。"誰が強いか"だ。」

 

 

院免税理士でも(最新の税法などに)勉強熱心で優秀な人もいれば、王道の完全受験組なのに頭でっかちでプライドばかりが高く、お客さんとなかなかうまくいかない人などそれぞれです。

 

どんなルートにせよ、税理士になってしまえばお客さんからは対して違いはないように感じていましたが、提供できる税務サービスや経営相談など人としての幅広さや、最新の税法などを通じて、お客さんに対してどのようにメリットを与える税理士なのか、という方が重要だったのだろうと勝手に評しています。

 

偉そうに書きましたが、僕はザイヒョウしか受かっていませんけど(笑)。

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