財務諸表論に4年連続落ち続けた僕が、合格した学習法

税理士は独立すべき?【メリット・デメリット】

税理士は独立すべき?【メリット・デメリット】

税理士試験に合格しても、一般的な勤務税理士の場合はそこまで年収は高くならないことをお伝えしました。

 

【関連記事】 税理士試験とその後の収入

 

私が勤めていた以前の税理士法人は規模が比較的大きめだったので有資格者も含めると
20人以上の税理士がいました。

 

 

彼・彼女らはこのまま独立しないのでしょうか?

 

結論から言うと、最終的には独立する人は多いです。

 

もともと税理士の勉強を始めようとする人の傾向として、「士業」として独立志向の方が多く集まっているという特徴があります。また学生時代から「税理士」になりたかったというよりも、他の資格の勉強やひとまず社会に出た方けれども、自らの将来を考えて方向転換した結果、「税理士」を目指す方も多いのです。

 

つまり、もともと一般的な「サラリーマン」では嫌だ!というタイプの方が多い。

 

それらの人々は、勤務税理士としてそこそこの年収で働かされているよりも、立派に税理士資格を勝ち取った自分の可能性、収入や自由その他いろいろな思いをもって行動に移すタイプなので、いずれ独立する可能性は高いのです。

 

(社内で高給・好待遇で迎えられている方を除きます。)

 

 

女性税理士と男性税理士の独立の違い

 

女性税理士の場合も同じですが、じゃっかん男性とは異なるのは、
「生活していけるぐらいの収入があればいいや」

 

という感じで、自宅を事務所にして年収300万〜500万円ぐらいをめどに活動している人などもいてけっこう気楽に開業している印象を受けます。仕事は自分一人でできる範囲での顧客数でパートや社員を雇ったりはせずに、新規の顧客が手に余る場合は、知り合いの税理士を紹介したりして融通しあったりしています。

 

 

男性の場合は社会的な責任を感じてしまうためか、大きな夢を持ってたとえばいきなり借金を背負って独立開業を行う方が多いのと比べて対照的です。

 

 

さらに男性の場合は家族を背負っている場合も多いため、初めから借金ありきで始めた人の中には税理士業務(特に初期の営業活動)が思ったよりうまくいかず、他の事務所と業務提携をしたり、やめて再度勤務税理士に戻る人などもいます。

 

都市部での独立はありでも地方は厳しい?

 

全体的には男女とも、せっかく税理士になったんですから、一度ぐらいは挑戦してみようと思う人は意外と多い印象です。

 

前職の会計事務所所長が、既存のお客さんを、
「持ってい言ってもいいよ!」

 

といってくれる気前のいい大先生ならいいですが、普通は誓約書などを書かされて禁止されていることがほとんど。

 

いざ独立しても0から自らの手で新規開拓を行うのはとてもしんどいようです。

 

資金に追われていない場合を除き、半年ぐらい営業活動をして手ごたえがない人の中にはあきらめる人がいる。とくに都市部はなんとかなっても、特に地方では食べていけない人が多いのではないでしょうか。

 

なので、税理士になって独立を目指すなら、

 

  • 初めからコネ(前職の所長・既存顧客・知人税理士)があったほうがいい
  • 最低5年は実務の勉強を積まないと厳しい
  • なるべく相続実務も経験しておく

 

 

開業税理士に必要なものとメリット・デメリット

 

また、数年前より税理士業界のパイの縮小化により独立開業では食べていかれないといわれていますが、実際見たところは、「開業してみないとわからない。」

 

 

  • 税務知識
  • 営業力
  • マーケティング力

 

 

 

開業税理士のメリット

  • 独占業務
  • 定年退職がない
  • 自分のペースで仕事できる
  • 適性があれば収入は無制限(書籍出版・セミナーなどの手もあり)
  • 顧客を選べる

 

 

開業税理士にとってライバルとなるのは、もちろん同業税理士ですが、もともとこの業界で働く人は、勉強はできてもプライドが高くて営業が苦手な方も多いため、地道に営業活動を続けていれば案外芽は出てくるそうです。

 

税理士で廃業する人は、人に好かれるのが苦手な人。
税理士は儲からないのではなく、溢れているだけ。

 

開業税理士のデメリット

  • 市場が飽和状態で儲かりにくい(収支が合うまでに数年かかるかも)
  • 郵便物・会計ソフトのインストール等すべて一人で管理する大変さ
  • 風邪や病気でも休めない(従業員がいる場合を除く)
  • 仕事とプライベートの境界線がない
  • 税法のアップデートが大変

 

どんな職業・事業にもデメリットはあります。
せっかく取った税理士資格。

 

一度きりの人生と思って船出をするか、手堅く勤務税理士としての地位を上げていくのか、すべては個人の意思次第です。

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