税理士と公認会計士の違い
世間でよく混同されがちなのが、
税理士≒会計士(公認会計士)という間違いです。
会計事務所でスタッフ(税理士補助)として働いていたことのある人なら、お客さんから「会計士さん」と間違われたことがある方も、結構いるのではないかと思います。
「今でも年収結構もらっているんでしょ?会計士の勉強なんて大変でしょう」だなんて・・・
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会社設立したての社長さんからこの手の質問が飛んできます。
確かに働いている業界が会計業界なので、
我々を(公認)会計士さんと思ってしまうのも
仕方のないことなのかもしれません。
税理士と公認会計士の職業的に異なるものであるとの
理解がある人でも、その違いを正しく答えられる人もあまりいません。
両者には、対象とする顧客の規模に違いがあります。
税理士とは、税務(税金)の専門家です。
お客様となる中小企業の社長、オーナー、個人事業者などの納税者からの依頼を受け、
税金に関するアドバイスや各種税金の申告、税務書類の作成などを行うのがその仕事です。
一方で、公認会計士とは、企業の会計監査を行う専門家です。
公認会計士は、会社の決算書などの財務情報につき、
その内容に偽りのない正確で適正な信用出来るものであることを、
証明、お墨付きを与える評価機関の役割を行います。
また、公認会計士による会計監査が義務づけられるのは、資本金5億円以上
または負債の合計額が200億円以上の大会社の場合に限定されています。
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